山岸世暉
大阪大学基礎工学部
ワイヤレスイヤホンの技術が進歩し、色々な種類がある中で何が良いのか分からなかった経験があり、課題を感じる。
そこでワイヤレスイヤホンの特徴からメカニズムまで、計60時間以上かけて調査。
その知識をもとに、使いたいと思うシーンで最適なワイヤレスイヤホンが何かを伝えるため本記事を執筆。
- SOUNDPEATS H1
→音質に拘った高性能イヤホン。VGPアワード受賞! - Soundcore Life P3
→ノイズキャンセル機能が欲しい人におすすめ!
有名メーカーのワイヤレスイヤホンはどれも高くて手が出ない!!
1万円以内で調べてみたら、有名機種のニセモノばかり…
Airpods proみたいな高機能なワイヤレスイヤホンを、低価格で買えないかな?
この記事を見つけたあなたは、高コスパなワイヤレスイヤホンを探しているのではないでしょうか。
Airpods proのような高級機種と同じ品質のものを、1万円以内で買えればとても嬉しいですよね。
そして、あなたはおそらく
「高機能なワイヤレスイヤホンはどれも高い」
「安いワイヤレスイヤホンはなんだか怪しい……。」
「色々な種類がでていて何にすべきかわからない」
という悩みを持っているはず。
そこで、この記事ではまさに「良コスパ」な、1万円以内で買える高機能ワイヤレスイヤホンをご紹介します!
およそ60時間かけて有名ブランドからマイナーブランドまで網羅して調べた筆者が、
皆さんが重視しそうな要素別におすすめを12個選定しました。
この記事ではニーズ別に最適なイヤホンも紹介し、ワイヤレスイヤホンの知識もカンタンに解説しています。
読み進めていく中で、あなたにピッタリなイヤホンに出会えるはずです。
安くても満足出来るワイヤレスイヤホンをお探しの方はぜひ参考にしてくださいね!
- 【SOUNDPEATS H1】~音質を重視する人にオススメ
- 【Soundcore Life P3】~ノイズキャンセリングがほしい人にオススメ
- 【Soundcore Life P2】~ランニングで使いたい人にオススメ
- 【TW-E3B – YAMAHA】機能とおしゃれを求める人にオススメ
1.安さと音質を両立!良コスパのワイヤレスイヤホン4選
高音質でコスパがいいワイヤレスイヤホンを4つご紹介します。
迷ったら、SOUNDPEATS H1がおすすめです。
なぜなら、ドライバ―という音を出す部品で性能が飛びぬけて良いからです。
1つずつ詳しく解説していきますね。
おすすめ イヤホン ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
SOUNDPEATS H1 | SOUNDPEATS Sonic Pro | AVIOT TE-D01d-BK | YAMAHA EP-E50A | |
価格 | 7,633円 | 5,848円 | 6,880円 | 7,579円 |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.0 | 5.0 |
ドライバー | バランスドアーマチュア型 &ダイナミック型 | バランスドアーマチュア型 &ダイナミック型 | ダイナミック型 | ダイナミック型 |
コーデック | SBC/AAC/AptX/AptX Adaptive | SBC/AAC/AptX/AptX Adaptive | SBC/AAC/AptX | SBC/AAC/AptX/AptX Adaptive |
イヤホンの形状 | カナル型 | カナル型 | カナル型 | カナル型 |
連続再生時間 | 10時間 | 15時間 | 9時間 | 11時間 |
詳細 | 解説を見る | 解説を見る | 解説を見る | 解説を見る |
1-1.ほんとに10,000円以下!?高音質すぎるワイヤレスイヤホン
どんな人にもおすすめできる、どれをとっても高音質なイヤホンです。
低音や高音と比べ中音が少し弱いという評価がありますが、それでも他社の1万円以上のイヤホンと張り合えるほどの音質を持っています。
ドライバーには中~高音を出すのが得意なバランスドアーマチュア型と、低音が得意なダイナミック型の二種類を採用。
そしてイヤーチップは、付け心地の良さとノイズカットの効果がある、付属のコンプライ製。
ダイナミック型の厚みのあるパワフルな低音と、バランスドアーマチュア型のハッキリした伸びのある高音が両立され、9,000円台とは思えないほどの高音質になるのです。
2022年7月14日に日本でレビュー済み
まず驚いたのが音のダイナミックさ。両耳装着して音楽を聞くとすごいの一言。
やっぱり安物のイヤホンとは違うなと感動。
それから、
Bluetoothの欠点としてタイムラグがありますが、このイヤホンはほとんど分からないほど遅延がありません。
買ってよかったです。
2021年10月4日に日本でレビュー済み
購入して10日位使ってますが操作性、接続の安定性は全く問題ありませんでした。
ホワイトノイズも全く無く音質もワイヤレスイヤホンとは思え無い高音質でした。
問題としては付属していた売り物のウレタンイヤーピースが潰れてて使えなかった事ですが
音質面でウレタンイヤーピースは問題があるため使わないので良しとします。
付属されているシリコンイヤーピースでも納得行く音質にならず有線イヤホンでつかっていた
JVCのEP-FX10ML-Bに変えてみてやっと納得が行く音質になりました。
2022年7月25日に日本でレビュー済み
音はまったく文句ありませんでした。
しかし使用してケースに戻して次の日。すでにケースのバッテリーもイヤホンのバッテリーも切れている。
満充電しても1日でケースもイヤホンもバッテリー残量がゼロって・・・
イヤホンが満充電でもケースは激しく放電しているのでしょうか?
まずケースのバッテリーがなくなり、イヤホンが充電してないと見なすのか動作を開始して、勝手にスマホとペアリングしているようで、こっちはその気もないのに急にスマホから音が出なくなって「?????」と慌てるのです。
付属のイヤーピースもはさまってて潰れて使えないし、なんだこりゃと。
他の方はまともに使えてるのでしょうか?
2022年2月9日に日本でレビュー済み
これまでイヤホン使用歴約15年のアラサー男性です。
優先や無線いろいろなイヤホンを使用してきた感想で、あくまでも個人的な評価です。
購入から2カ月弱で毎日使用して総合的に見て評価1です。良いところはバッテリーの持ちがいいくらいしかありません。SOUNDPEATS-amazon
1-2. 高音が良すぎる!5,000円台とは思えないワイヤレスイヤホン
響きわたるベースの低音よりも、ボーカルの声を聞きたい人におすすめです。
中~高音の再生が得意なバランスドアーマチュア型のドライバーを2基採用。
そのため重低音を出すには物足りないですが、アコースティックカバーのような曲では心にしみる音を出してくれます!
実はバランスドアーマチュア型は高コストなドライバーで、他社では1万円以上のイヤホンで搭載されていることが多い型なんです。
しかし、Sonic Proは5,000円台という価格で売られています。
恐ろしいくらいコスパが良いです。
1-3.最強のバッテリー!コンパクトなワイヤレスイヤホン
いちいち充電するのがめんどくさい!という人におすすめです。
連続再生時間は9時間と十分長いのですが、充電ケースを含めると100時間も再生できます。
つまり、半日使い続けても1週間充電せずに済みます。
それでいて小型で軽量なので、機能面で特に優れたイヤホンと言えますね。
100時間も再生可能なイヤホンは片手で収まるほどで、加えてAptXに対応しているものは限られるので、他社と比べても非常に優れたイヤホンです。
音質に関しては、音を発する振動板の素材にグラフェンを採用しているので、低音から高音までバランスのいい音を聞けます。
1-4. 聞き疲れない!左右一体型のワイヤレスイヤホン
次は左右一体型のワイヤレスイヤホンです。
疲れることなく高音質な音を聞きたい人におすすめ。
製造メーカーが有名楽器メーカーの「ヤマハ」なので、音について長年のノウハウがある点でとても信頼できます。
EP-E50Aにはヤマハ独自の「リスニングケア」という機能がついており、音量に合わせて低音や高音のバランスを自動補正してくれます。
いつでも最適の音のバランスで聞くことが出来るので、ストレスなく聞き続けられます。
ドライバ―の直径が大きく、より迫力のある音を出してくれる点もポイント。
ノイズキャンセリング機能もついていますが、口コミには効果が薄いという声が多いので、あまり頼りにしないほうがよさそうです。
2.ノイズキャンセリング付き1万円以内のワイヤレスイヤホン3選
次に、ノイズキャンセリング(ANC)機能付きのワイヤレスイヤホンを3つご紹介します。
どれも強力なノイズキャンセリングなので、音楽や映像の世界に没頭できます。
今から紹介するのは全て高性能なマイクも搭載されているので、優れた通話機能がついたイヤホンをお探しのあなたもぜひ参考にしてみてください!
迷ったらSoundcore Life P3が一番おすすめです。
どんな環境でも雑音をシャットアウトしてくれたり、合計6つのマイクにより快適に通話が出来たりします。
他にはノイズキャンセリングを引き立てる機能も。
価格 | Bluetooth | ドライバー | コーデック | 連続再生時間 | 防水・防塵 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Anker Soundcore Life P3 | 8,990円 | 5.0 | ダイナミック型(11mm) | SBC/AAC | 7時間(ANC起動時で6時間) | IPX5 |
JPRiDE TWS-5 ANC | 5,880円 | 5.0 | ダイナミック型(12mm) | SBC/AAC | 12時間(ANC起動時で7時間) | IPX5 |
AVIOT TE-D01q- BK | 7,128円 | 5.2 | ダイナミック型(10mm) | SBC/AAC | 11時間(ANC起動時でおよそ8時間) | IPX4 |
2-1.ノイズキャンセリングが3モード!通話もできてワイヤレス充電可な高機能ワイヤレスイヤホン
ノイズキャンセリングが欲しいあらゆる人におすすめのイヤホンです。
Soundcore Life P3はただのノイズキャンセリングではなく、さらに3つのモード(交通機関モード/屋内モード/屋外モード)で使い分けることが出来ます。
外出することが多い人には嬉しい機能ですね。
また片耳には3つずつマイクが埋め込まれているので、通話ではあなたの声をクリアに相手に伝えることもできます。
イヤホンを探す機能や、ワイヤレス充電にも対応していたり、耳にフィットしているか確かめる機能、低遅延モードもあります。
ストレス無くノイズキャンセリングを楽しめるイヤホンとなっています。
2-2.安い!ノイズキャンセリング付き!なワイヤレスイヤホン
とにかく安く、ノイズキャンセリングがついたイヤホンが欲しいという人におすすめです。
ノイズキャンセリングだけでなく、周りの音がよりはっきり聞こえる外音取り込み機能もありながら、5,000円台という価格。
思わず疑ってしまいます。
バッテリーを消費しがちなノイズキャンセリング時でも7時間連続で再生可能と申し分ないので、コスパ最強のワイヤレスイヤホンだと言えるでしょう。
2-3.長時間使える!音質もいいノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホン
通話機能と、しっかりしたノイズキャンセリングを求める人におすすめです。
TE-D01qはノイズキャンセリングや外音取り込み機能だけではありません。
通話時で自分の声をクリアに相手に伝える機能や、音ずれの少ない低遅延モードも搭載。
快適な通話と、没入感があるイヤホンとなっています。
3.ランニング時におすすめのワイヤレスイヤホン3選
ランニングのお供になること間違いなしなワイヤレスイヤホンを3つご紹介します。
落ちにくくフィット感があり、汗水にも強いイヤホンに注目したので、ランニング以外のシーンでも使えるようなイヤホンです!
何を選んだらいいか分からないという方は、Soundcore Life P2がおすすめ。
機能面も押さえられていて音質もよく、5,000円以内で買えるという点がとても魅力的となっています。
価格 | Bluetooth | イヤホンの種類 | イヤホンの形状 | 防水・防塵 | 連続再生時間 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Anker Soundcore Life P2 | 4,999円 | 5.0 | 左右分離型 | カナル型 | IPX7 | 7時間 |
Anker Soundcore Liberty Neo 2 | 4,990円 | 5.2 | 左右分離型 | カナル型 | IPX7 | 10時間 |
AfterShokz AFT-EP-000022 | 9,990円 | 5.0 | 骨伝導型 | イヤーフック型 | IP55 | 6時間 |
3-1.圧巻の防水性能!音質も十分なワイヤレスイヤホン
サーフィンをしていてもいい音を楽しめるイヤホンです。
水に浸しても壊れないほどの防水性を持ち、直接耳に触れるイヤーチップはそれぞれの耳のサイズに合うように色々な大きさがそろえられています。
音質に関わる部分も全て高性能なので、防水性と音質では特に優れています。
3-2.自分好みの音に!安全安心の防水性能も備わったワイヤレスイヤホン
音質にこだわりがある人におすすめの、水に潜っても使えるイヤホンです。
水に浸しても壊れない防水性があり、フィット感を左右するイヤーチップやイヤーウィングはそれぞれの耳の大きさに対応できるようになっています。
他にない強みは、イコライザーという音を補正するシステムを専用アプリで自分好みにカスタマイズできる点です。
好きな音のクセを再現できるため、デフォルトでは物足りないオタクなあなたにおすすめ!
3-3.外れない!砂もへっちゃら!陸上最強のワイヤレスイヤホン
水中競技以外ならどんなスポーツでも使用できるイヤホンです。
AFT-EPは、骨に振動を与えて脳に音を届ける骨伝導型となっています。
耳をふさがず周りの声が聞けるようになっているので、屋外でも安心して使用可能。
メガネや帽子と同時につけられて、どんなに激しく動いてもとれない設計なので、運動シーンのために作られたイヤホンだと言えますね。
4.おしゃれで高機能なワイヤレスイヤホン2選
ワイヤレスイヤホンが普及してきた今、アクセサリーのようにファッション性を求める人が増えてきました。
ですが、おしゃれなだけで不便だと使う気になりませんよね。
そこで、見た目にも機能にも愛着をもてる、そんなイヤホンをピックアップしました!
かわいさを求める方はぜひ参考にしてみてください。
迷ったら、TW-E3Bのバイオレットがイチ押しです。
好みではありますが少しくすんだカラーと丸い形がとてもかわいく、音質も良いという特徴があります。
それでは、厳選した2つの良さをご紹介していきますね。
価格 | Bluetooth | コーデック | ドライバー | 連続再生時間 | ハンズフリー通話 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ヤマハ TW-E3B | 6,073円 | 5.0 | SBC/AAC/AptX | ダイナミック型(6mm) | 6時間 | ○ |
ag AG-TWS09R-SNOW | 6,480円 | 5.2 | SBC/AAC/AptX Audio | ー | 5時間 | ○ |
4-1.おしゃれで高音質!なワイヤレスイヤホン
いい音が聞けて、友達にかわいいと言ってもらえるイヤホンです。
鮮やかな6色のカラーバリエーションと、角のない丸い形により、落ち着きとカジュアルさが備わったルックスに。
また、音質についてはさすがヤマハといった感じで、独自の「リスニングケア」やチューニング技術により十分満足できます。色みの独自性や音響技術から、張り合える製品はなかなかないでしょう。
4-2.かわいさと高フィット感を備えたワイヤレスイヤホン
単体でもアクセサリーといっしょでも映えて、快適なつけ心地がほしい人におすすめ。
本体の重量は片耳で3.5グラムと超軽量。また「アジャストフィット機構」という形状設計が一人一人の耳の形に合わせるので、誰でもノンストレスでつけることが出来ます。
音質についても聞き疲れしない自然な音です。
6色のバリエーションそれぞれが淡い色で、丸いフォルムもしているので、単体でもアクセサリーに合わせても映えること間違いなし!
5.ワイヤレスイヤホンを選ぶときの7つの基準
- Bluetoothの規格
- ワイヤレスイヤホンの種類
- 連続再生時間
- 対応コーデック
- ドライバ―
- 機能
- フィット感
7つの基準を意識して見ることで、イヤホンを使う上で最低限これだけは避けたい!というリスクは無くなるでしょう。
例えば、音楽を聴いてるとブツブツ音が途切れるというリスクは回避することが出来ます。
音が途切れたらイライラしますし、またイヤホンを買いなおす必要も出てきます。
こんな困りごとも、しっかり調べれば無くせるのです。
結論から言うと、Bluetoothの規格(バージョン)は5.2がいちばん良いです。
Bluetoothはアップデートされていくたびに規格を表す数字は大きくなるようになっています。
例えば、バージョン4.2は2014年にリリースされましたが、最新版の5.2は2016年にリリースされました。
そして、バージョン5台と4台とでは通信速度に大きな差があります。
できるならバージョン5.2を、最低でも4.2を選びましょう。
ワイヤレスイヤホンには大きく分けて以下の3つ種類があります。
- 左右分離型
- 左右一体型
- 骨伝導型
それぞれに良さと欠点があるので、それも考慮しながら選んでいく必要性があるのです。
1.左右分離型
左右のイヤホン間でコードがなく別れている種類のことを指します。
完全ワイヤレスイヤホンとも言われていて、良さは2つ。
1つ目は、スタイリッシュな見た目です。
どこにもコードが無いので顔周りがすっきりした印象を与え、垢ぬけたようなかっこよさがあります。
2つ目は、持ち運びのしやすさです。
充電ケースに入れて保管するので、コードによるわずらわしさは無く快適に持ち運び出来ます。
欠点は、充電が切れやすいという点。
本体のサイズが小さくバッテリーの大きさが限られるので、本体の一回の再生時間は短くなってしまうんですよね。
2.左右一体型
左右分離型とは反対で、左右のイヤホンがコードで繋がっているワイヤレスイヤホンをさします。
メリットは、バッテリーの持ちがいい点やリーズナブルな値段にしやすい点です。
一方で、コードがあるせいで持ち運びづらいというデメリットがあります。
3.骨伝導型
骨伝導型は、耳の周辺の骨に振動を与えそれが鼓膜にまでいきわたり、鼓膜も振動することで音が聞こえる、という仕組みになっています。
よって周りの音を聞き取りやすいというメリットがあり、逆に音漏れも激しいというデメリットも。
イヤホン自身が振動しているため、音が発生するのは仕方のないことでしょう。
日常で使うというよりは運動時におすすめしたいですね。
連続再生時間とは、イヤホン本体が充電満タンの状態からどれだけの時間曲を再生できるかを表したものです。
私個人の感想としては、連続再生時間が4.5時間のイヤホンだと、充電が切れて不便に感じるときがたまに。
そのため、6時間以上あれば困ることは少ないと思います。
コーデックとは、使っている機器からイヤホンへ音楽データを圧縮して送る時に使われる方式のことを指します。
主に3つあるのですが、イヤホンのコーデックとお使いの機器の相性で音質や音ずれがきまるので、よく確認しましょう。
1.SBC
標準的な方式で、あらゆる機種に備わっています。
音質は標準で、データのやり取りで遅延が起きることもしばしば。
2.AAC
Apple製品に備わっているコーデックで、SBCより音質がよく遅延も起きにくいのが特徴です。
iPhoneユーザーならAACのコーデックを選びましょう。
3.AptX
Android製品に備わっているコーデックで、AACよりも高音質で遅延も起きにくいです。
Androidユーザーなら、AptXがおすすめ。
ドライバ―とは音を出す部分をさします。
大きければ大きいほど音質は良いです。
ドライバ―にも2つ種類があります。
1.ダイナミック型
ダイナミック型は、一般的で大体のイヤホンに搭載されているドライバーです。
特に低音を出すのに優れています。
2.バランスドアーマチュア型
バランスドアーマチュア型は、とても小さくてコストがかかるドライバ―です。
ですが音質に関しては音の再現性が高いと言われており、高音を出すのが得意なんだそう。
最近の曲はボーカルの音域が高いので、声をしっかり聞きたい人におすすめですね。
音質だけ選ぶのではなく、機能面で選ぶことも重要です。選ぶポイントは、
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)の有無
- 防水、防塵対応
- 通話機能
1.アクティブノイズキャンセリング(ANC)の有無
ノイズキャンセリングの有無を見るのも、選ぶ指標の一つになります。
ここで重要なのは、アクティブノイズキャンセリングという種類のノイズキャンセリングを選ぶことです。
実はノイズキャンセリングには、通話時のみに機能するものなど様々。
しかし音楽を聴くときに周りの音を消してくれるのはANCなので、種類もしっかり見ておきましょう。
2.防水・防塵対応
あなたは「IPX4」という表記を見たことはありますか?
このような「IP○△」という表記では、○に防塵の程度をあらわす数字が入り、△に防水の程度をしめす数字が入ります。
今の例をみると、「IPX4」は防塵対応がなく、4レベルの防水対応がなされているということが分かります。
参考までに、4レベルの防水対応で雨の中でも使えます。
3.通話機能
通話機能の良し悪しを見るときは、マイクの数やCVC(クリアボイスキャプチャー)の有無を確認するといいですよ。
フィット感は、イヤーチップやイヤーフックなど耳に当たる部品の種類や、オープン型やカナル型などの耳に差し込むときの形で変わります。
前者は、なるべくサイズの種類が多いものを選びましょう。
後者については、オープン型は耳に引っ掛けるようにして装着し、カナル型は耳に入れる付け方をします。
カナル型を買えば外れにくくなるのではないでしょうか。
【まとめ】自分の環境にあったワイヤレスイヤホンを選ぼう!
- 【SOUNDPEATS H1】~音質を重視する人にオススメ
- 【Soundcore Life P3】~ノイズキャンセリングがほしい人にオススメ
- 【Soundcore Life P2】~ランニングで使いたい人にオススメ
- 【TW-E3B】~機能とおしゃれを求める人にオススメ
今回ご紹介したイヤホンは人気なものも多く、在庫残りわずかになっている商品も見かけました。
どれも値段と釣り合っていないほど高機能なものばかりです。
あの時買っておけばよかったと思わないよう早めに買っておきましょう!
私はAirpods Proを買うとき、値段にひるんで先送りにしていると完売してしまい、入手するのに1か月かかりました。
考えたくなる気持ちはよくわかりますが、もう買えないのかと落ち込む気持ちや、待っている間の焦らされる気持ちの方がツラいです。
買えるときに買うことをおすすめします。