VALVE INDEXは本当に最高のVR体験ができるの?
VALVE INDEXは価格に見合ったスペックがあるの?
VALVE INDEXを利用する時に注意すべき点は何?
この記事にたどり着いたあなたは、
「スペックの高いVR機器を使ってゲームがしたい!」
「他のVRと比べたら、VALVE INDEXが欠点のないVRかも!」
と考えているのではないでしょうか?
確かに、公式サイトを見ると、VALVE INDEXは「最高のVR体験を」と書かれており、欠点のないVRのようにも見えます。
ですが、もしVALVE INDEXが本当に欠点のないサービスなら、検索結果でVRの比較記事はでていないでしょう。
この記事では、VALVE INDEXの特徴を徹底解説。
実際の利用者の感想からわかったデメリットや、他のVRとの比較一覧表も合わせて紹介しています。
結論、VALVE INDEXは高いお金を払ってでも画像や音の質が優れたVRを使いたい方にオススメです。
価格が安く、機器の耐久性が良いVRを使いたい方はOculus quest2を使うとよいでしょう。
この記事を読めば、あなたが本当にVALVE INDEXを買うべきか判断できます。
3行でわかる! まとめ
- コントローラーやケーブルの耐久度が低くサポートも遅い
- ヘッドフォンが非接触型になっており音が自然な形で耳に伝わる
- VALVE INDEXは解像度が高く現実世界のような映像を楽しめる
1.VALVE INDEXとは?【体験の質にこだわった高品質のVR】
国内発売年 | 2019年 |
---|---|
販売会社 | Valve(アメリカの会社) |
キット価格 | 138,380円(公式サイト価格) |
キット内容 | ヘッドセット1台コントローラー(左手用1台、右手用1台)ベースステーション2台HALF-LIFE ALYX製品コード初音ミクVR製品コード ※接続に必要なアダプターやケーブルも含まれる |
スペック | ヘッドセット視野:最大約130°瞳孔間距離:58mm~70mmの物理的調整 ディスプレイ:デュアル1440 x 1600RGB LCDディスプレイ(フルRGB /ピクセル、超低残光グローバルバックライト点灯(144Hzで0.330ms)) カメラ:960×960 ピクセル接続:有線(5mテザー、1mブレイクアウェイトライデントコネクタ) トラッキング: steam VR 2.0センサー コントローラー接続:USB typeC/2.4 GHzワイヤレス バッテリー持続時間:約7時間 トラッキング:steam VR 1.0およびsteam VR 2.0 ベースステーション範囲:7m 視野:160°×115° 拡張性:最大4台のベースステーション、最大10m×10mのプレイスペース バッテリー持続時間:約7時間 トラッキング:steam VR 1.0およびsteam VR 2.0 |
保証期間 | 1年間(保証期間内に発生した破損は修理、返品・交換、返金の対象) |
必要動作環境 | 前提として、PCが必要 OS:windows10 メモリー:8GB RAM グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 970, AMD RX480 ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続 その他:バージョン1.2のディスプレイポートと2.0+のUSBポートが必要 |
サポート | システム要件簡易チェックツールとパフォーマンステストツールを利用可能 ※steamクライアントのインストールとログインが必要 |
備考 | 購入は1名につき1セットまで |
URL | https://degicashop.com/collections/valve-index |
- 第一世代と比べて残像感が5倍改善されているのでリアルな映像を楽しめる
- ヘッドフォンが耳に接触しないので自然な形で音が耳に入る
- コントローラーが握らないタイプのため長時間のプレイでも疲れにくい
VALVE INDEXは仮想空間内の体験にこだわったVR。
ディスプレイや音響にこだわり、最高のVR体験を味わうための機能が搭載されています。
例えば、VALVE INDEXは残像感が初期PC用VRと比べて約5倍改善されています。
ガンシューティングのゲームをしたいと考えている方にとっては、
周囲のプレイヤー確認のため頻繁に頭を振るので、残像感が小さくなるのは快適ですね。
また、VALVE INDEXはヘッドセット内の視野を調整することができ、ゲーム環境を最適化することができます。
- 瞳孔間距離
- レンズから瞳までの距離
さらに、ヘッドフォンは耳に接触しないタイプ、コントローラーは握らないタイプなので、
VALVE INDEXを使うゲームでは体への負担を抑えてゲームを楽しむことができるでしょう。
ただし、VALVE INDEX使用には、一定のスペックがあるPCが必要です。
公式サイト内のツールを使えば、持っているPCがVALVE INDEX使用に適した動作環境があるか、チェックできます。
購入を検討している方は、動作環境のチェックから始めてみましょう!
2.VALVE INDEXの評判
2-1.VALVE INDEXの良い評判
Quest2は画質いいけど視野角が狭くて水中メガネしてる気分になるからValve Indexとかのほうがいいぞ(悪魔の囁き)
VALVE INDEX、これまではWindows MRとRiftSを使ってきたわけだが。 ぶっちゃけソフトウェアで明るさの設定できるだけでも買いだわ。 めっちゃいい(*゚ー゚*) まだ3~4時間での感想だが、なんとかしてこれで映画みたいな。 デスクトップ表示ソフトさがすか_(:3 」∠ )_
VRsatileが届いたので早速試しに使ってみた。 Valve indexでの感想。メガネをかけずにプレイできるのでかなり視野角が広くなった。眼鏡をかけて見える範囲ではほぼ日常と変わらないレベル。 眼鏡の締め付け、鼻パッドの痛みも無くなった。 まだちょっと慣れない部分はあるので、あとは試行錯誤かな
valve index 使ってみた感想 えっ 俺が見てた世界の “解像度” が明らかに違う・・・ッ!!スタンド攻撃の域・・・!! めちゃくちゃ綺麗やん!!!!!!!!これでパーティクルライブみてええええええええええええ!!!!
Oculusの経験あったらVALVE INDEXでそんなに感動する事ないよってレビュー見てたから期待せずにインしたけど全然そんな事無かったね……音めちゃくちゃ良いし話しやすいわで最高だった。あと横めっちゃ見れる!
Valve Indexのコントローラーを使った感想、Viveのコントローラーと比べて圧倒的に手が楽になったのと、モノとかを自然につかめるようになったのがすごい良かった! …が、指の認識が思ったように行かなかったので慣れるまでは苦戦しそう。
Valve Indexが届いてHalfLife:Alyxやった感想は、何よりもまず非接触型のヘッドフォンが驚き。耳に触れずに離れた場所から音が聞こえるので、空間に広がるような音場がめっちゃ臨場感高い。重低音もしっかり効いて迫力があるので、これは音楽ライブ、クラブ系もかなり質の高い体験を作れそう
2-2.VALVE INDEXの悪い評判
Valve Indexコントローラーはこと性能においては最高と言えるが、耐久性においてはVRコントローラー界で最弱と言わざるを得ない(新品3日目で故障した人の感想)
VALVE INDEX 結局1年たたずにベースステーション以外全て故障したし、HMDに至っては交換品として送られたものすら初期不良品だしで、個人的な感想としては正直まともな製品とはとても言えない。
米国内では素早い交換がされますが、日本では時間を要すことになり、返品処理しました。サポート込みで購入すべき製品でとても残念です。
5本指のセンサーが「かなり手汗に弱い」です。このセンサー、結構繊細なんですよ。親指と人差し指はボタン操作なのですが、中指、薬指、小指のセンサーがPS4コントローラーのタッチパッドみたいになってるんですよ。で、自分みたいに手汗をかきやすい人が使っていると、その手汗にセンサーが反応しているのか、手を離しているのに「掴んでいる判定」になってしまうんです。
3.52の評判から判明したVALVE INDEXのデメリット3選
- 価格が高いので最初のVRとしては手が出しにくい
- 指のトラッキングセンサーが繊細で慣れるまで時間がかかる
- 機器の耐久度が低くサポートに時間がかかる
特に、機器の耐久度が低くサポートが遅い点は大きなデメリットです。
最高のゲーム環境を整えるためにVRを使っているのに、長く持たなかったら意味がないですよね。
また、価格が高いので、デメリットを知らないままVALVE INDEXを購入してしまうと
大きな損失になってしまうかもしれません。
実際、VALVE INDEXのレビューをしている方の中には
「他のVRの方がよかった…」
と後悔している人もいました。
損をしないために、3つのデメリットをしっかり確認しましょう!
3-1.価格が高いので最初のVRとしては手が出しにくい
VALVE INDEXはキット価格が13万8,380円と他のVR機器に比べて高めになっています。
ヘッドセット単体でも、69,080円と金額が高めに設定。
また、VALVE INDEXに限らずですが、PCが動作に必要なスペックを満たしていない場合、買い替えが必要です。
特に、ゲーム目的でVR使用を考え、まずVRから購入しようと思っている方は
「いきなり10万円以上用意するのは大変…」
「新しいゲームソフトを買うお金なくなる…」
と金銭的に苦労するかもしれません。
安価なVRを手に入れたい方にはOculus Quest2を購入するといいでしょう。
Oculus Quest2はセット価格37,180円とVALVE INDEXに比べて安価。
さらに、PCに接続する必要もないので、最低限セットを購入すればVRで遊ぶことが可能です。
手軽な価格でVR体験を始めてみたい方は是非購入しましょう!
3-2.指のトラッキングセンサーが繊細で慣れるまで時間がかかる
VALVE INDEXのトラッキングは慣れるまで時間がかかります。
VALVE INDEXのコントローラーには、87のセンサーが搭載。
多くのセンサーによって仮想空間にユーザーの動きを自然に映し出しますが、
センサーが多すぎるからか、動作が細かすぎて慣れるまで大変。
具体的に、手汗を「手」とセンサーが誤認してしまい、
コントローラーから手を離していても「掴んでいる」判定になる場合があります。
「長時間ゲームをしても快適に操作ができるコントローラーがほしい!」
と考えている方には使い勝手がよくないかもしれません。
コントローラーに安定した操作感を求める方にはHTC VIVEがおすすめ。
VALVE INDEXと比べると、ボタンが多いので没入感は薄くなってしまいますが、
トラッキングとは違い、ボタンを押せばしっかり反応してくれます。
VRに視覚以外こだわりがない方はHTC VIVEを使うべきでしょう。
3-3.機器の耐久度が低くサポートに時間がかかる
VALVE INDEXの機器は耐久度に問題があるようです。
評判によると、他のVRよりも耐久度に問題あり。
特に、コントローラーやPCへの接続コードが破損しやすくなっています。
また、海外の会社だからか、修理・交換時のサポートに時間がかかります。
VALVE INDEXが日本に上陸したのが2019年11月と最近なので、日本のサポート環境がまだ整っていないのかもしれませんね。
サポートを重視する方はOculus Quest2の購入がオススメです。
Oculus Quest2を公式ストアで購入すると、強力な保証が付きます。
- 送料が無料
- 製品に初期不良がある場合、交換・返品を保証
- 30日以内であれば返品可能
また、Oculus Quest2の正規販売店の中には、日本国内に実店舗があるお店があるので、
サポート体制が充実しています。
- amazon
- ゲオ
- コジマ
- ソフマップ
- ビックカメラ
- ベスト電器
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
- ECカレント
- TSUKUMO
正規販売店とは、Oculus Quest2を製造するOculus社と直接、販売契約を結んだ店舗のこと。
保証やアフターフォローも必ず設定されているので、公式サイト意外での購入でもスピーディーなサポートが期待できます。
フォロー体制が充実した会社の製品を使いたい方は、Oculus Quest2を公式サイトまたは正規販売店で購入すれば、
安心してVR体験を楽しむことができるでしょう!
4.52の評判から判明したVALVE INDEXのメリット3選
- 映像がきれいなので仮想空間に没入できる
- 音が空気に触れて響くので臨場感を味わえる
- 視野角が広く仮想空間を日常とほぼ同じ視野で体験できる
特に映像がきれいという点は大きなメリットです。
VRは「視覚」に大きな特徴がある機器なので、
「本当にゲームの中に入り込んでいるように感じるの?」
と、VRを選ぶにあたって映像を重視している方が多いでしょう。
VALVE INDEXの評判の中には
「まるで映画みたい!」
とあまりの映像の素晴らしさに驚いた意見も見つかりました。
VALVE INDEX利用者は映像以外にも、魅力的に感じた部分があるようですよ。
4-1.映像がきれいなので仮想空間に没入できる
VALVE INDEXは映像が圧倒的に優れています。
発光機器を従来より3倍改善し、クリアな映像を体験できるようになっています。
例えば、VAKVE INDEXはスクリーンに電子機器特有の網目毛様が見えてしまう「スクリーンドア効果」を軽減し、
現実世界に近い映像を楽しむことが可能。
高い解像度で細かい部分もはっきり映るので、ゲームだけでなく、
映画鑑賞にもうってつけの機器と言えるでしょう。
4-2.音が空気に触れて響くので臨場感を味わえる
VALVE INDEXのヘッドフォンを使えば、サウンドを自然に耳に入れることが可能。
VALVE INDEXのヘッドフォンは耳に接触せず、空気を通して音を伝えます。
空気を通して音を伝えることで、音がよく響き、VR体験の臨場感を高めることができます。
イメージとしては、静かな映画館で「バンッ!」という銃声を聞く感覚に近いです。
さらに、ヘッドフォンが非接触型であることで、長時間の使用でも耳が疲れにくくなっています。
VALVE INDEXを使えば、他のVRよりも仮想空間に没入することができるでしょう。
4-3.視野角が広く仮想空間を日常とほぼ同じ視野で体験できる
VALVE INDEXは視野角が広く、ヘッドセットを付けても違和感なく遊ぶことができます。
VALVE INDEXでは約130°の視野を確保することができます。
人間は両目で見れる範囲が約120°なので、VR空間内でも人間の視野を最大限使うことが可能です。
加えて、ディスプレイが外側に5°傾いているので、内側の視野角を自分の好みに合わせることもできます。
アクションゲームのように、周りを見渡す必要があるゲームを多くプレイする方はすぐに購入しましょう!
5.VALVE INDEXと他VRの比較一覧表
機種名 | キット価格 | キット内容 | 耐久度 | 映像の解像度 | 操作感 | サポート |
---|---|---|---|---|---|---|
Valve index | 138,380円 | ヘッドセット1台 コントローラー(左手用1台、右手用1台) ベースステーション2台HALF-LIFE ALYX製品コード 初音ミクVR製品コード ※PCとの接続に必要なケーブルやアダプターも同梱 | × | ◎ | 〇 | △ |
Oculus Quest 2 | 37,180円(ストレージ容量128GBの場合) | ヘッドセット Touchコントローラー2機 単三電池2本 眼鏡スペーサー ヘッドセット充電用ケーブル 10ワット電源アダプター | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ |
vive pro | 153,500円 | ヘッドセット コントローラー2機 ベースステーション2機 ※PCとの接続に必要なケーブルやアダプターも同梱 | ◎ | △ | 〇 | △ |
DPVR | 59,800円 | ヘッドセット ロケーター コントローラー2機 ベースステーション1機 4 in 1ケーブル 充電用三又USBケーブル | △ | 〇 | △ | ◎ |
この記事をここまで読んでくれたあなたは
「結局、VALVE INDEXは他のVRと比べて何が優れているの?」
と考えていませんか?
そこでVALVE INDEXを他のVRと徹底比較!
結論、VALVE INDEXは映像の解像度に優れたVRです。
VALVE INDEX電子スクリーンにありがちな網目模様は見られず、はっきりと映された映像をVR空間上で楽しむことができます。
また、他のVRと違い、2つのゲームソフトのコードがキットに含まれているので、
動作に適したスペックのPCがあれば、すぐにでも遊ぶことが可能。
VALVE INDEXは、動作に必要なPC環境が既に整っていて、臨場感あるゲーム体験をしたい方にオススメです。
ただし、耐久度や操作感では他のVRに劣るので、耐久度や操作感にこだわりがある方は別のVRを購入しましょう。
- 充実のサポート体制の下、操作しやすいVRを使いたい方→Oculus Quest2
- 耐久度が高いVRを使いたい方→VIVE pro
まとめ VALVE INDEXは圧倒的な没入感を体感したい方にオススメ
- VALVE INDEXは価格が高いわりに耐久度が低い
- VALVE INDEXは映像や音質に優れているので臨場感の高いVR体験をしたい方向き
- 耐久度や操作性が良いVRを使いたい方はOculus Quest2の購入がおすすめ
VALVE INDEXはゲーム時のVR体験を最大限良いものにしたい方向けのVRです。
特に、これまで他のVRを使っている方は
「リアリティのあるVRを買って、さらにゲームを楽しみたい!」
と感じている方が多いのではないでしょうか?
せっかく高いお金をだすなら、ゲームの世界に入り込めるVRを買いたいですよね。
VALVE INDEXは映像・音響共に優れているので、最高のVR体験をすることが可能です。
技術が発達した今の時代、従来よりも楽しくゲームを遊ぶことが可能になりました。
せっかく遊ぶなら、最高の環境でゲームを楽しみませんか?
この記事を読んでくれたあなたが、楽しく遊ぶための環境を整えるきっかけになれたら幸いです。
ずっとRift Sをメインで使ってたのだけどフルトラを機にほとんど使ってなかったValve indexを使ったら映像がクッキリめちゃ綺麗。