ふるさと納税って何?結局、どこが私にとって得するポイントなの?
ふるさと納税の具体的な手続きの方法や申請の仕方がわからない
実際どんなものを頼むのが一番得するの?逆に頼まない方がよいものってあるの?
などふるさと納税を使うか使わないかで悩んでいるのではないでしょうか?
でも安心してください。
実際に、2年間連続でふるさと納税制度を使い、返礼品をもらってきた私がふるさと納税をどう使えばお得になるのか?を詳しくご説明します。
一人暮らしライター
大学3年生。父親がふるさと納税でもらったお米やコーヒー豆で育ってきた。お得に高級品が手に入るふるさと納税をもっと広めたいと思い、記事執筆中。
この記事を読んでいただければ、
- ふるさと納税を頼む多くの人が陥りやすい失敗
- 一人暮らしが頼むべき生活を豊かにする返礼品
- ふるさと納税のお得な商品
- ふるさと納税の手続き方法
をすぐに理解することができます。
一人暮らしのあなたが今すぐふるさと納税をすることができるような内容になっているので是非参考にしてみてください。
1.一人暮らしにおすすめ!お得なふるさと納税とは!
1-1.ふるさと納税とは?あなたがお得になる3つの要素
ふるさと納税とは
”生まれた地域、応援したい自治体などに個人が寄付を送ることができる”
仕組みのことです。
「えっ?寄付だったら自分のお金を使うから損するんじゃない?」
と思われた方もいるでしょう。
ふるさと納税はただの寄付ではなく、寄付を行った側も得をすることができるお得な制度です。
ふるさと納税をすることであなたが得をする要素が3つあります。
ふるさと納税はある一定の金額内の寄付であれば、すでに納めた所得税の還付、翌年納める住民税の控除を受けることができます。
ふるさと納税で寄付をした合計金額から2,000円を引いた額の税金が控除されます。
うまくふるさと納税を利用すれば、実質2,000円しか払わずに返礼品などを受け取ることができるでしょう。
自分の払うべき税金の金額を減らすことができるだけでも非常にお得な制度であるといえますね。
ふるさと納税では一定額以上の金額を寄付すると、自治体から感謝としてその土地の名産品などが送られてきます。
自治体ごとでもらえる返礼品は異なり、フライパンなどのキッチングッズやティッシュペーパーなどの生活用品もふるさと納税の返礼品です。
近年では食品が返礼品として送られてくることが多く、普段スーパーやコンビニで買わないような高級な商品も中には含まれています。
ふるさと納税は寄付した金額を自治体がどのように使うのか、自治体に指定することができます。
「この地域を支援したい!」
「面白い事業をしているところにお金を使おう!」
など、
自治体によっては「子供の子育て事業」や「移住・定住促進の事業」などの取り組みをしているので寄付先がどんな使い方をするのかを確認して寄付をするのもよいでしょう。
1-2.一人暮らしの寄付金額の上限は?
ふるさと納税は自分の収入、家族構成などで税金が控除される限度額が決まっています。
限度額以上の金額を寄付してしまうと税金の控除対象にならないため、「自分がいくらまでふるさと納税で寄付をしてもよいのか?」を把握しておくことが重要です。
多くの20代の一人暮らしの場合、1万5,000円~2万8,000円の間が限度額である場合が多いです。(年収300万円~400万円)
ふるさとチョイスやさとふるが分かりやすく解説してくれており、控除額上限のシミュレーションもできます。
シミュレーションツールについてはふるさとチョイスが一番わかりやすく、使いやすいです。
1-3.税金を控除するまでの手続きの流れ【所要時間約2時間】
ふるさと納税で税金の控除を受けるためには、手続きをする必要があります。
申請には「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2つの方法があります。
- 副業収入が20万円を超えておらず、確定申告をする必要のない会社員の人
- 年間で寄付した先が5自治体以内
であれば「ワンストップ特例制度」を利用すれば大丈夫です。
申請に必要なものは3つです。
- 封筒、切手
- ワンストップ特例制度の申請用紙
- 本人確認書類
ワンストップ特例制度の申請用紙はコチラからダウンロードすることができます。
申請の際は本人の確認できる書類(マイナンバーカード、運転免許証、住民票など)のコピーして封筒に同封する必要があります。
A4サイズの書類が入る大きさの封筒であれば十分なので必要書類を入れて提出しましょう。
申請期限は、ふるさと納税を行った翌年の1月10日(必着)なので、余裕をもって提出するのがおすすめ。
自分の申請が受理されているか気になる人は、個人で直接自治体に問い合わせをするのが確実です。
また簡単安心ワンストップ申請サービスを導入している自治体であればマイページで寄付の詳細を確認することができるので、登録をしておくのがおすすめです。
2.一人暮らしがやってはいけないふるさと納税の使い方3選
2-1.一度に沢山の返礼品を頼む
ふるさと納税では、1つの自治体だけでなく沢山の自治体に寄付をして返礼品をもらうことができます。
しかし、一度に沢山の返礼品をもらいすぎると、食べきれなかったりして食品を無駄にしてしまうことになるでしょう。
さらに、ワンストップ特例制度を利用する人は、1つの自治体につき、1つの申請書類を提出する必要があります。、
沢山の自治体の寄付をする場合手間もそれなりにかかってしまうでしょう。
一人暮らしの場合は、計画的に少しずつ寄付をして返礼品を受け取るのが賢いかもしれません。
2-2.限度額以上の寄付で返礼品を頼む
税金の控除を受けられる限度金額を超えてしまうと、寄付をしたあなたが損をしてしまいます。
自分の控除金額はいくらなのかを把握したうえで、限度額を超えない金額の範囲で寄付をするのがよいでしょう。
さとふるなどの会員になっておくと、自分がいくら寄付をしたのかが一目でわかるのでおすすめです。
2-3.日持ちのしない物を頼む
ふるさと納税のまとめサイトを見ると、「黒毛和牛1kg」「お米10kg」などおいしい食品を大量にもらうことができます。
しかし、傷みやすい食品(特に肉や魚など)を一度に大量に頼んでしまうと、すぐに消化しきれずに捨ててしまうことになってしまうでしょう。
さらに、返礼品は具体的にいつ、何時に届くかわからず不定期です。
旅行に行く前や実家に帰省する前などに届いてしまうと、ほとんどの食品を食べることができなくなってしまいます。
一人暮らしの場合は自分が食べきれる量の食品や日持ちのする食品を選ぶことが重要です。
3.一人暮らしが頼むべきおすすめの返礼品7選
実際、一人暮らしの人が寄付をして返礼品をもらうのであればどの返礼品を狙うべきでしょうか?
- 量の多さ
- どのくらい日持ちするか
- 寄付金の額
- ユニークさ
一人暮らしに重要な4つの観点から頼んでほしいおすすめの返礼品を7つ選びました。
ぜひ参考にしてみてください。
3-1.量が多く、日持ちもする「お米」
おすすめ度 | ☆☆☆☆☆ |
---|---|
量 | 2kg~10kg |
日持ち | 2~3ヶ月 |
寄付金額 | 3,000~1,0000円 |
ユニークさ | ☆ |
ふるさと納税でおすすめの返礼品の一つ目は「お米」です。
実際私は今、定期便でお米を返礼品で受け取っています。
今回紹介する返礼品の中では、一番量が多いですがその分長く日持ちをさせることができます。
一番低額で3,000円(2kg)から申し込むことができるので、「ふるさと納税ってどんなものなんだろう?」と悩んだときはお米をまずは選択することをおすすめします。
実際私は現在、お米の返礼品を定期便で受け取っています。
さらに、返礼品の中には、ご飯のおかずになるようなものが多数あるので、一緒に頼むと満足度も高くなることでしょう。
多くの自治体がお米の返礼品を用意しているので、自分で好きな銘柄や地域を選ぶことができるのもうれしいポイントです。
3-2.自炊の手間なしで気軽に食べることできる「レトルト食品」
おすすめ度 | ☆☆☆☆ |
---|---|
量 | 4食分~10食分 |
日持ち | 1~2年 |
寄付金額 | 5,000~1,0000円 |
ユニークさ | ☆☆ |
レトルト食品(主にカレーのレトルトパック)は一人暮らしにはおすすめです。
1~2年の長期で保存できる日持ちの長さと、調理などをすることなく手軽に食べることができるのが一人暮らしにとってうれしいポイントです。
仕事で忙しくて、自炊をしたくない….けどおなかがすいている
そんな時、電子レンジでチンするだけのレトルト食品は一人暮らしにとって非常に役に立つといえるでしょう。
量のイメージとしては5,000円分の寄付で4食セットの場合が多いです。
スーパーやコンビニの物より高級なものが多いので是非一度頼んでみてください。
3-3.毎日の仕事後の楽しみに「お酒」
おすすめ度 | ☆☆☆ |
---|---|
量 | 350ml×24本分 |
日持ち | 約9ヶ月 |
寄付金額 | 12,000~1,5000円 |
ユニークさ | ☆☆ |
社会人でお酒が好きな人にとっては「お酒」を返礼品として受け取るのが良いかもしれません。
24本セットで送られてくる場合が多いので、家飲みをするときに非常にお得感を感じることができるでしょう。
毎日の仕事を頑張った自分へのご褒美として、受け取るのがよいかもしれません。
地元の名産品などではなく、スーパーやコンビニで出回っている銘柄が多いので地元の特産品などを味わいたい人にとっては向かないでしょう。
3-4.お酒やご飯とセットで頼みたい「おつまみ」
おすすめ度 | ☆☆☆ |
---|---|
量 | 4~10食分が多い |
日持ち | ものによる |
寄付金額 | 1,0000円~ |
ユニークさ | ☆☆☆ |
お酒が好きな人、ご飯が好きな人にとっては非常によい返礼品といえるでしょう。
具体的には「松前漬け」「辛子明太子」などの漬物や加工食品のことです。
なんといっても、それぞれの地元の特産品やおいしいものの詰め合わせが送られてくるのがうれしいポイントです。
中にはスーパーやデパートで買うとき際、高くて手が出なかった商品もあるでしょう。
しかし、ふるさとの納税なら遠慮せずに頼むことができるので、この機会に思い切って良い特産品を頼んでみるのをおすすめします。
どうしても、生ものなどがあり日持ちがしないものも含まれるので選ぶ際はどれくらい日持ちするのかを確認することが重要です。
3-5.お部屋のおしゃれなインテリアに「観葉植物」
おすすめ度 | ☆☆ |
---|---|
日持ち | 1年~ |
寄付金額 | 5,000~1,0000円 |
ユニークさ | ☆☆☆☆ |
一人暮らしをしていると部屋のレイアウトに気を使わなくなっている人も多いでしょう。
しかし、家の掃除をしてきれいな観葉植物をおくだけで部屋の印象はがらっと変わります。
この機会に、何か植物を部屋において部屋の印象を新しく変えてみるのはどうでしょうか?
観葉植物を返礼品として選ぶ際、気を付けるべきことがあります。
継続的に水やりなどの世話ができないとすぐに木を枯らしてダメにしてしまうことです。
昨年、私はレモンの木をふるさと納税の返礼品として部屋に置いたのですが、1年をたたずして枯らしてしまいました。
「自分が水やりをする時間があるか?」「継続的に世話をできるか?」など自分のライフスタイルを考えて選択することが大切です。
世話が難しいけど、植物をおきたい人は「造花」など世話のいらないものを返礼品として選ぶのがよいでしょう。
3-6.なかなか食べることのできない高級「スイーツ」
おすすめ度 | ☆☆☆☆ |
---|---|
量 | 22個セット |
日持ち | ~1か月 |
寄付金額 | 5,000~1,0000円 |
ユニークさ | ☆☆ |
デパートなどで売っているけどなかなか手を出せない、スイーツを返礼品としてもらうのはおすすめです。
特に、アイス(ジェラート)・ケーキなどは種類も豊富で、その地方ごとの果物が使われていたりするので、甘いもの好きで普段よりちょっと良いものを食べたい人にとっては非常に良い返礼品でしょう。
注意するべきは、ケーキなどは日持ちがしないので早めに食べることを前提に返礼品として選ぶことをおすすめします。
3-7.日ごろのご褒美に「旅行券・チケット」
おすすめ度 | ☆☆☆☆ |
---|---|
日持ち | 発券より1年間の場合が多い |
寄付金額 | 1,5000円 |
ユニークさ | ☆☆☆☆ |
ふるさと納税には全国様々な地域の「旅行券・チケット」があります。
1泊分のチケットなどは、限度額を超えてしまう場合が多いのですが、有名な観光地やスポットの入場券、割引券などは限度額以内で返礼品としてもらうことができるでしょう。
「温泉旅館5,000円分割引」「日帰り温泉ランチ&入浴券」「冬のスキーリフト券」など一人暮らしでも十分に楽しめそうなものが多くあります。
日ごろ頑張っている自分へのご褒美としてぜひ返礼品として考えてみてください。
4.一人暮らしは”日持ちのする””量が多すぎない”返礼品を狙おう!
返礼品は、税金の控除にもなるので一見すべて良いように感じてしまいます。
サイトなどを見ていると、ユニークで普段の自分だったら絶対買わないものがあったりと、ついつい返礼品をたくさん選ぼうとしてしまいがちです。
その結果、自分の食べられる限界以上の商品が届いてしまったり、限度額を超えてうっかり頼んでしまった….なんてことに。
そのため、食べきれない量を頼まず、適量を自分の生活スタイルを考えて頼むようにしましょう。
うまく使うことができれば、一人暮らしに人にとってかなり贅沢な食生活を送ることができるでしょう。
まずは、さとふるやふるさとチョイス、イナビふるさと納税などのふるさと納税サイトで自分の欲しい返礼品を探してみてください。
こちらの記事で前提となる知識はお伝えしたので、ふるさと納税サイトと照らし合わせながら見てみてください。
きっと自分に合った返礼品を見つけることができるでしょう。